北海道応援サイト!がんばれ北海道!!

旭川文学資料館

住所 旭川市常磐公園内常磐館
TEL 0166-22-3310
開館日 火〜土曜日
休館日 日・月・祝祭日・年末年始
開館時間 10時〜16時
入館料 無料
駐車場 無料(満車の場合、近くに有料駐車場がある)
貸し出しや複写は厳禁

一般社団法人 旭川観光コンベンション協会

旭川市教育委員会

旭川の地名の由来は、アイヌ語で忠別川「チュプ・ペッ」(日・川)の意味で、「日」を「旭」に置き換えて「旭川」と意訳した。
常磐公園内にある旭川市常磐館(旧青少年科学館)内に「旭川文学資料館」がある。
旭川ゆかりの文学資料を収集・展示・保存する旭川文学資料館で、管理は旭川市、運営管理はNPO法人旭川文学資料友の会が行っている。
2009(平成21)年、5月17日に開館。


入ってすぐに、旭川市内の文学碑地図もある。


1907(明治40)年頃から現在に至るまでの地域ゆかりの文学資料を多数展示。
当時の旭川の写真も一緒に展示されていて、時代と文学が分かりやすく解説されている。
展示されている資料・展示ケース・本棚・机・椅子等すべてが市民の寄贈なんだそうだ。
旭川には、小熊秀雄さんと言う詩人がいて、小熊秀雄賞というのもある。
その賞を受賞された方の名前や本なども展示されていて文学ファンならたまらないだろう。

第一展示室(2階)
ここは主に旭川ゆかりの文学者である、小熊秀雄(オグマヒデオ)、今野大力(コンノダイリキ)、板東三百(バンドウミツオ)、知里幸恵(チリユキエ)、木野工(キノタクミ)、佐藤喜一(サトウキイチ)たちを紹介をしている。
各文学者の年譜や写真、小熊秀雄が東京で実際に使用していた文机、板東三百の日記や手帳、さらに本人直筆のハガキや手紙など、ここでしか見ることのできない品も展示されている。


第二展示室(中二階)
小熊秀雄賞、第1回から最新までの歴代受賞者の展示、色紙や短冊などが展示されている。
旭川の文学120年の資料が年代ごとに分かれており、当時の写真などと合わせて歴史も垣間見ることが出来る。
各所に椅子と机が用意されており、読書をする場所も提供されている。


小熊秀雄(おぐまひでお)とは、、1901(明治34)年9月9日 - 1940(昭和15)年11月20日、詩人で小説家。
小樽市稲穂町に生まれ、幼少期を稚内市・秋田・樺太で過ごし、早くに母を失っている。
泊居高等小学校(樺太)を卒業し、養鶏場の番人など様々な雑務作業に従事した。
1922(大正11)年、姉のツテで旭川で新聞記者を務め、この頃から詩作を始め文芸欄に詩や絵を発表していく。
1928(昭和3)年、27歳で上京、豊島区長崎町に住み、雑誌社などで働きながら、雑誌『民謡詩人』などに作品を発表する。
1935(昭和10)年、「小熊秀雄詩集」・長編叙事詩集『飛ぶ橇』で詩人としての地位を確立、自由奔放な作風が言論弾圧が厳しくなり沈滞していた詩壇に新風を吹き込んだ。さらに詩作だけにとどまらず、童話・評論・絵画など幅広い分野で活躍したのである。
また晩年は、漫画出版社・中村書店の編集顧問となり、手塚治虫・小松左京・松本零士らに大きな影響を与えたとも言われている。

小熊秀雄賞(おぐまひでおしょう)とは、1967(昭和42)年、詩碑を建立した年に、旭川市で創設された文学賞である。
旭川文学資料館には、その賞を受賞された方の名前や本なども展示されていて文学ファンならたまらないだろう。
彼が39年の生涯のうち旭川に住んだ年月はわづか7年に過ぎないが、全国的な小熊秀雄賞が設けられ、募集は全国公募で行われる。


大きな地図で見る
Copyright (C) がんばれ北海道 All Rights Reserved.
inserted by FC2 system