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木と暮らしの情報館

住所 旭川市西神楽1線10号
TEL 0166-75-4233
開館時間 9時〜17時
開館期間 4月2日〜11月30日
休館日 土・日曜日・祝日

林産試験場

一般社団法人 旭川観光コンベンション協会

旭川の地名の由来は、アイヌ語で忠別川「チュプ・ペッ」(日・川)の意味で、「日」を「旭」に置き換えて「旭川」と意訳した。
西神楽の由来は、アイヌ語の「ヘッチェ・ウシ(囃子をするところ)」を意訳したもの。ヘッチエウシは、ヘッツイウシが転化したもので、ヘイは歌を聞いて、はやす声であり、「はやし・つけている・場所」で、ヘッチエは、歌舞にあわせて「ヘイツ、ヘイツ」とはやすことであるという。
旭川から美瑛・富良野に向かう国道237号沿いにある林産試験場敷地内に併設された施設。
建物自体が道産のカラマツ材をドリフトピン接合技術を用いて建てられ、北海道で作られている木製品と、林産試験場で開発された技術・製品などを見ることが出来る。
隣には木路歩来(コロポックル)があり、カラマツの間伐材を使い組みあげたログハウスがある。


近年は、地球温暖化対策などから木の良さや大切さが見直され、木に対する関心が高まってきていることもあり、1989(平成元)年に作られた施設。
館内1階は、「床見本」を兼ね、木製のドア・窓サッシ・外壁まで、様々な道産建築資材の見本が展示されており、木の良さや温かさを体験することができる。
展示している木製品は、商品として流通しているものが中心で、新築や増改築を考えている方には、参考になるだろう。


2階は、木の情報コーナーとりんさんし博物館となっている。
木造住宅や各種木製品に関するカタログ、パンフレット類が並び、おしゃれな「木の椅子」もそばに設置されているので座ることもできる。
パンフの反対側には機械類が並んでいる。
これは、データ採取等のために用いられたアナログ機器類等で、1970〜1980年代(30〜40年前)の研究室の様子も再現している。


林産試験場とは、林産工業に関する試験研究等を行うために設置された、地方独立行政法人北海道立総合研究機構の試験研究機関である。
1950(昭和25)年、北海道立林業指導所として北海道旭川市緑町に設置。
1964(昭和39)年、北海道立林産試験場に改称。
1986(昭和61)年、旭川市西神楽1線10号に移転。

ドリフトピン接合とは、柱に凸型の金具を装着し、梁の接合部はプレカット掘り込まれた窪みに凹型の受けの金具が埋め込まれ、両者がピンで結合される工法で、釘・ボルトなども使用しない。
建築現場には、プレカット済みの金具を装着した状態で搬入され、現場で組み立て、ピンを刺し込む作業のみとなる。
現在は、アレンジされて様々な工法の基礎になっていて、SE工法、ビックフレーム工法、シャーウッド工法、テクノストラクチャー工法、ウインウッド工法などがある。

国道237号とは、旭川市から浦河郡浦河町に至る一般国道で、総距離は259.6km。

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