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雲井が原湿原

住所 上川郡上川町愛山渓

愛山渓倶楽部

愛山渓ドライブインから、道道223号愛山渓上川線を約19kmの地点にあり、永山岳の山麓にある温泉、愛山渓温泉のすぐそばに雲井が原湿原の看板のある入口から入る。
高層湿原で、スケールは小さいが絶景のスポットでもあるのだ。
標高1070m (登山道入口から標高差60m)湿原面積1.3ha。登山道入口から雲井ヶ原湿原中央部まで全長960m(内木道370m)
入り口看板横に入山届簿がある。入山届の他に、湿原開花調査票があり協力できる方は書いて欲しいとのこと。
片道約30分ほど、丸太を組んだ階段の登りが始まるが、ほどなく緩やかな道になる。
トドマツの林の中、道の両側は笹藪である。樹林がダケカンバに変わるころに道は木道になる。


湿原に出ればほぼ平坦な道、草原が広がっていて背の低いエゾマツがいくつも生えていた。
生息する草本類は、ミズバショウ、バイケイソウ、ハクサンチドリ、モウセンゴケ、タチギボウシ、ワタスゲ、ツルコケモモなど
6月にはミズバショウ、7・8月はワタスゲ、ハクサンチドリがひときわ映える。
木道は行き止まりになっていて、周回コースではない。そこにはベンチが設置されている。



ベンチからの眺望が綺麗で、天気がいいと左から愛別岳・比布岳・安足間岳・永山岳が綺麗に見渡せる。


愛別岳(あいべつだけ)とは、愛別町にある標高2112.7mの山で、大雪山国立公園内に位置し、大雪山系の山でもっとも険しく荒々しい山肌の景観で、独立峰的な山である。
大雪山系の北端に位置し、2000m以上の山としては国内で最北端に位置し、愛別岳より北にこれより高い地点はない。
愛別岳は登山ルートからちょっと外れていて永山岳と比布岳の間の分岐する細い吊尾根をたどって登頂できるが、往復となる。ルートは判然とせず、傾斜もきつく滑りやすいガレ場があり、難路で初心者には向かない。(片道約5時間弱)
愛別とはアイヌ語の「アイペッ」(矢・トゲ・川)(矢の原料になる木がある川)と両説がある。


比布岳(ぴっぷだけ)とは、標高2197mの山で、大雪山国立公園内に位置している。比布とはアイヌ語の「ピピ」あるいは「ピプ」(石の多いところ)からとされる。


安足間岳(あんたろまだけ)とは、標高2194mの山で、大雪山国立公園内に位置し、山頂は平坦で特徴がなく、以前は高さ2m程の鉄の支柱があったのだが、現在はない。安足間とはアイヌ語の「アンタル・オマ・プ」(淵のある場所)が転訛したものである。


永山岳(ながやまだけ)とは、標高2046mの山で、大雪山国立公園内に位置している。永山とは、上川開拓の中心地として開拓の総指揮を執った永山武四郎の名前が付けられた。


大雪山国立公園とは、北海道中央部にある日本最大の国立公園で、1934(昭和9)年12月4日指定された。
旭岳、北鎮岳、白雲岳、黒岳などの大雪山系や、十勝岳、トムラウシ山、石狩岳など2000m級の山々が連なる山岳公園。
総面積は22万haにおよび、南北63km、東西59kmと日本一の面積を誇る国立公園である。
1977(昭和52)年、3月15日特別天然記念物の指定を受けた。

道道223号愛山渓上川線とは、上川郡上川町から上川郡愛別町を経由し上川郡上川町を走る一般道道で、上川町東雲から国道39号線を分岐し、愛山渓温泉まで安足間川の美しい渓谷に沿って急勾配が続く。
上川町愛山渓〜上川町愛山渓の13.2km区間は10月から4月まで冬季通行止になる。総距離は、20.9km。

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