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大雪山バーデハウス層雲峡黒岳の湯

住所 上川郡上川町層雲峡
TEL 01658-5-3333
営業時間 10時〜21時30分(受付21時まで)
定休日 5〜10月は無休、11月〜4月まで毎週水曜日 (12月30日〜1月5日と、氷瀑まつり期間中は休まず営業)
入浴料 大人600円、子人300円、幼児無料(満6歳未満の方)

上川町

層雲峡観光協会

上川町の由来は、アイヌ語の「ペニ・ウングル・コタン」(川上の人々の集落)を意訳したもので、1921(大正10)年に愛別村から分村する際、石狩川の上流であることから名付けた。
層雲峡の由来は、アイヌ語で「ソウウンベツ」(滝の多い川)と呼ばれていた。これにちなんで大町桂月が1921(大正10)年に層雲峡と命名。
上川町にある峡谷で、石狩川を挟み約24kmの断崖絶壁が続く。
大雪山国立公園に位置し、大雪山黒岳山麓にある層雲峡温泉は、北海道有数の温泉街で、国道39号線沿いにある。
この断崖は、約3万年前の大雪山の噴火により堆積した溶結凝灰岩が石狩川によって浸食されたことにより形成されたもので、高さ200m前後の柱状節理の断崖を間近に見ることができる。
17軒のホテル・旅館・民宿・ペンション・ユースホステル、1軒の共同浴場があり、日帰り入浴も出来る。
ちなみに、毎年冬には、層雲峡氷瀑まつりが開催され、多くの観光客で賑わっている。とても寒いので、それなりの覚悟とそれなりの服装でないと耐えられません。

ここ層雲峡温泉街には、公共の温泉施設がある。
1998(平成10)年、日帰り入浴施設「公共温泉 黒岳の湯」オープンする。
1階には、レストランやコミュニティーセンターがあり、お風呂は2階なので、入浴券を購入して階段を上がる。
2階に大浴場、3階に露天風呂やサウナ等を備え、泉質は筋肉痛等に効果的といわれる低張性弱アルカリ高温泉、登山やハイキングのあとにいいだろう。
屋根付きの露天風呂だが、開放感があり大雪連峰の山々や柱状節理の絶景が楽しめる。


泉質 単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
源泉名 元の湯、竹の湯、松の湯、山の湯、千鳥の湯、大蔵の湯、滝の湯、光の湯。(8源泉からの混合泉)
泉温 源泉温度約70℃、PH 7.2
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、ねんざ、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進など

大雪山国立公園とは、北海道中央部にある日本最大の国立公園で、1934(昭和9)年12月4日指定された。
旭岳、北鎮岳、白雲岳、黒岳などの大雪山系や、十勝岳、トムラウシ山、石狩岳など2000m級の山々が連なる山岳公園。
総面積は22万haにおよび、南北63km、東西59kmと日本一の面積を誇る国立公園である。
1977(昭和52)年、3月15日特別天然記念物の指定を受けた。

大町桂月(おおまちけいげつ)とは、1869(明治2)年3月6日(1月24日)- 1925(大正14)年6月10日、詩人、歌人、随筆家、評論家である。
1869(明治2)年、高知市北門筋(現・高知県高知市永国寺町4-10)に元土佐藩士の息子として生まれる。
1896(明治29)年、東京帝国大学国文科卒業。
1899(明治32)年、島根県で中学教師となる。
1900(明治33)年、博文館に入社し、1906(明治39)年まで在籍する。
終生酒と旅を愛し酒仙と称され、晩年は遠く朝鮮、旧満州(現・中国東北部)まで足を延ばしている。
北海道の層雲峡や羽衣の滝の名付け親でもあり、道内各地を旅行し紀行文で紹介した。ちなみに大雪山系黒岳の近くには、彼の名にちなんだ桂月岳という山がある。
1925(大正14)年、4月に蔦温泉に移り住むが、胃潰瘍のため死去、57歳。

国道39号線とは、旭川市から網走市へ至る一般国道で、総距離は224.4km。

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