協和温泉住所 上川郡愛別町協和143-3TEL 01658-6-5815 営業時間 8時〜22時 休館日 無休 日帰り入浴料 大人500円 小人250円 愛別町 町名はアイヌ語の「アイペッ」(矢・トゲ・川)(矢の原料になる木がある川)と両説がある。 協和の由来は、1906(明治39)年4月に字上伏古と呼ばれていたが、1940(昭和15)年、全村字改正の時に、「協力・和合」の意味をくみ「協和」と改称した。 愛別市街地から道道101号下川愛別線を愛別ダム方面へ向かって行くと、途中に協和温泉の看板があるので側道を入った約5kmほど。 日帰り入浴施設と宿泊施設を兼ねた一軒宿がある。源泉は、施設から2km離れたところにある。 温泉は明治時代に開拓者によって発見されたが、温泉が開設されたのは1913(大正2)年あたりで、木製の風呂があり2〜3年ほど営業したのが始まり。 この冷泉は、協和の通称若牛内沢約2km奥に湧出しており、炭酸冷鉱泉として地元で利用され、源泉は冷泉だが炭酸が強い。 1965(昭和40)年当時の町長が「愛別の保養地として、あるいは愛別町の名所として好適地でこのままにしておくのは惜しい」との考えから、1969(昭和44)年、当時閉校になっていた愛別中学校旧校舎の無償払い下げを受け改造し、同年12月に開業した。(愛別町史参考) 内風呂のみで、浴室内には温泉浴槽と真湯浴槽がある。お湯はぬるめだ。 小さい湯船が温泉の浴槽で、源泉かけ流しだが、源泉温度が低いので、約80℃のお湯を足して湯船の温度を調節している。 この温泉は、炭酸ガスの小さな泡が肌に付き、低温であるが温まりが良い。末梢血管の拡張作用が強い効果もあり出てからも体がポカポカする。 宿泊すると、愛別自慢の新鮮なきのこづくしのフルコースなどを食べることが出来るそうだ。 現在の建物は1988(昭和63)年に建てられたものだ。 泉質 単純二酸化炭素冷鉱泉(低張性弱酸性冷鉱泉)(旧泉質名:単純炭酸泉) 源泉温度 12.6℃、pH5.6 効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、痔疾、慢性消化器病、慢性皮膚病、動脈硬化症、高血圧症、冷え性きりきず、やけどなど 飲泉もでき、ガス入りのミネラルウォータそのものだ。 道道101号下川愛別線とは、上川郡下川町から士別市を経由して上川郡愛別町を結ぶ主要道道で、総距離54.3km。 大きな地図で見る |