旧陸軍第七師団騎兵第七連隊覆馬場住所 旭川市春光3条7丁目231工場につき内部の見学は原則不可 社団法人 旭川観光協会 北鎮記念館 関連記事 旧陸軍第七師団の大規模施設の一つ、1912(大正1)年〜1913(大正2)年の建築と推定されている。 明治末期〜大正初期に掛け、各連隊・大隊に設置されたもので、豪雪で寒冷地帯である旭川では冬期間軍馬の運動不足、訓練不足の解決のために多数作られた軍馬を訓練するための施設。 良好な換気と採光が意図されており、越屋根や屋根窓等の開口部を多く設けている。 この辺りは、砲兵第七連隊・輜重第七大隊など特科が並んでいた場所だそうで、どの部隊も軍馬が重用された部隊だったと言われている。 現存するのはこの1棟のみで、切妻造煉瓦建造物、鉄板葺。 覆馬場のすぐ横に建つ石碑「騎兵捜索 第七聯隊跡」は、旧陸軍第七師団騎兵第七連隊覆馬場とのこと。 2001(平成13)年、11月20日、有形文化財に登録された。 現在は、「旭川電気軌株式会社春光営業所整備工場」、旭川市民には馴染みの「あさでん」の整備工場で、裏にはたくさんのバスが駐車している。 第7師団とは大日本帝国陸軍の師団の一つで、1885(明治18)年に。北海道の開拓と防衛を兼ねて設置された。 屯田兵を母体とし1896年(明治29年)5月12日に編成され、北辺の守りを担う重要師団であり、「北鎮部隊」と呼んでいたそうだ。 旭川電気軌道(あさひかわでんききどう)とは、旭川市を中心に路線バス、貸切バスを運行しているバス会社である。 1926(昭和1)年、旭川電気軌道を創立。 1927(昭和2)年、旭川 - 東川間で鉄道(電気軌道)の運行を開始。 1929(昭和4)年、旭川市街軌道が旭川市内に市内電車を運行開始。 1929(昭和4)年、旭川 - 東旭川間で鉄道(電気軌道)の運行を開始。 1933(昭和8)年、乗合バス事業を開始。 1956(昭和31)年、旭川市街軌道が市内電車を全廃。 1972(昭和47)年、軌道事業を廃止。 1999(平成11)年、春光営業所を分社化しあさでんを設立。 2007(平成19)年、あさでんを統合。 大きな地図で見る |