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層雲峡パノラマ台

住所 上川郡上川町層雲峡

上川町

層雲峡観光協会

上川町の由来は、アイヌ語の「ペニ・ウングル・コタン」(川上の人々の集落)を意訳したもので、1921(大正10)年に愛別村から分村する際、石狩川の上流であることから名付けた。
層雲峡の由来は、アイヌ語で「ソウウンベツ」(滝の多い川)と呼ばれていた。これにちなんで大町桂月が1921(大正10)年に層雲峡と命名。
国道39号線沿いにあり、層雲閣グランドホテルの手前左手に層雲峡園地がある。
大雪山国立公園に位置し、上川町にある峡谷は石狩川を挟み約24kmの断崖絶壁が続く。そばには層雲峡温泉があり、北海道有数の温泉街で、毎年冬には層雲峡氷瀑まつりが開催され、多くの観光客で賑わう。
パノラマ台は、層雲峡を流れる石狩川を挟んだ急斜面の上にあり、眼下に層雲峡温泉、正面に黒岳など大雪の山々を眺めることができる展望台である。
層雲峡園地のトイレ横に「パノラマ台登山口」の看板があり、 片道約2kmのコースで急斜面に整備されたジグが続いている。(倒木などが多いので注意が必要)
今回は途中まで上がったのだが倒木が3本ほど道をふさぎ、妻が行けないと言う事もあって断念した。
2013(平成25)年10月7日に層雲峡ビジターセンターに問い合わせたところ、環境省の管轄で、伐採の予定はないそうだ。またいつかチャレンジしたい。



ここからの画像
紅葉を見ようと思って行ったのですが、ちょっと残念でした。


この先には、CATVのアンテナと機器が設置されている地点があるようで、その先は斜度は緩くなり針葉樹林帯の道となる。そこから分岐があり、左は朝暘山への道で、パノラマ台は右へ進み10分ほどで辿り着く。
パノラマ台は、三方が断崖絶壁の岩棚状の岩塔の一つで、かなり狭く風の強いときなどは要注意とのこと。

大雪山国立公園とは、北海道中央部にある日本最大の国立公園で、1934(昭和9)年12月4日指定された。
旭岳、北鎮岳、白雲岳、黒岳などの大雪山系や、十勝岳、トムラウシ山、石狩岳など2000m級の山々が連なる山岳公園。
総面積は22万haにおよび、南北63km、東西59kmと日本一の面積を誇る国立公園である。
1977(昭和52)年、3月15日特別天然記念物の指定を受けた。

大町桂月(おおまちけいげつ)とは、1869(明治2)年3月6日(1月24日)- 1925(大正14)年6月10日、詩人、歌人、随筆家、評論家である。
1869(明治2)年、高知市北門筋(現・高知県高知市永国寺町4-10)に元土佐藩士の息子として生まれる。
1896(明治29)年、東京帝国大学国文科卒業。
1899(明治32)年、島根県で中学教師となる。
1900(明治33)年、博文館に入社し、1906(明治39)年まで在籍する。
終生酒と旅を愛し酒仙と称され、晩年は遠く朝鮮、旧満州(現・中国東北部)まで足を延ばしている。
北海道の層雲峡や羽衣の滝の名付け親でもあり、道内各地を旅行し紀行文で紹介した。ちなみに大雪山系黒岳の近くには、彼の名にちなんだ桂月岳という山がある。
1925(大正14)年、4月に蔦温泉に移り住むが、胃潰瘍のため死去、57歳。

石狩川とは、北海道中西部を流れ日本海へ注ぐ一級河川で、上川郡上川町の河東郡上士幌町との境界にある大雪山系石狩岳の西斜面に源を発し、ここから上川盆地、石狩平野を経て石狩市で石狩湾へと注ぐ。
流域面積は 1万4330平方km、北海道遺産に選定されている。
延長268kmは信濃川、利根川に次いで全国3位である。
語源は、アイヌ語の「イ・シカラ・ベツ」(それを・回流する・川)とされているが定かではないという。

国道39号とは、旭川市から網走市へ至る一般国道で、総距離は215.2km。

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