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層雲峡ビジターセンター

住所 上川郡上川町字層雲峡

TEL 01658-9-4400
開館時間 6月〜10月(8時〜17時30分)  11月〜5月(9時〜17時)
入館料 無料
休館日 6月〜10月は無休。 11月〜5月は毎月曜日(祝祭日の場合は翌日) 年末年始12月31日〜1月5日

層雲峡観光協会

層雲峡ビジターセンター

黒岳ロープウェイの隣にある層雲峡ビジターセンターは、大雪山国立公園の自然と人々とのふれあいをテーマに自然学習や体験・自然環境保全を推進していくことを目的とする中核施設で、大雪山国立公園の自然を体験する前に立ち寄りたい情報スポットだ。
入り口には大きなヒグマの剥製があり圧倒される。


この施設は、太陽光発電システムを設け、自然採光を取り入れ消費電力を節約し、エコも推進している。
施設内には、植物やそこに生息する動物などを紹介し、自然観察コースや登山道・散策路や規制の有無などリアルタイムの自然情報と見どころ情報も知ることができる。
剥製も多数展示されており、鳴き声を聞くことが出来る装置も設置されている。
館内の職員もとても詳しい情報を持っているので、気軽に聞いてみるといいだろう。
ハイビジョン映像も見ることができ、大雪山の四季「春」「夏」「秋」「冬」・層雲峡渓谷などを見ることが出来る。


地形ジオラマは、7月上旬の雪渓の残る大雪山を模型で表現しており、主な山々、登山道、避難小屋キャンプ場、温泉等を検索できる。


柱状節理コーナーもあり、大雪山の中央火口(お鉢平)が約3万年前に大爆発した時、大量の軽石や火山灰などの噴出物が石狩川流域を埋め、堆積物は冷えるのにつれ規則正しい割れ目(柱状節理)ができ、石狩川の激流に浸食されて今の渓谷ができた様子をジオラマで見ることができ、隣には実物の岩も置いてある。


大雪山国立公園とは、北海道中央部にある日本最大の国立公園で、1934(昭和9)年12月4日指定された。
旭岳、北鎮岳、白雲岳、黒岳などの大雪山系や、十勝岳、トムラウシ山、石狩岳など2000m級の山々が連なる山岳公園。
総面積は22万haにおよび、南北63km、東西59kmと日本一の面積を誇る国立公園である。
1977(昭和52)年、3月15日特別天然記念物の指定を受けた。

層雲峡とは、上川町にある峡谷で、石狩川を挟み約24kmの断崖絶壁が続く。
大雪山国立公園に位置し、大雪山黒岳山麓にある層雲峡温泉は、北海道有数の温泉街である。
この断崖は、約3万年前の大雪山の噴火により堆積した溶結凝灰岩が石狩川によって浸食されたことにより形成されたもので、高さ200m前後の柱状節理の断崖を間近に見ることができる。
名前の由来は、アイヌ語で「ソウウンベツ」(滝の多い川の意)と呼ばれていた。これにちなんで大町桂月が1921(大正10)年に層雲峡と命名。
かつては国道39号線から銀河の滝や流星の滝を眺めることができたが、1987(昭和62)年6月9日早朝、天城岩の一部が崩落を起こし、石狩川を埋め尽くし国道39号線を走っていたトラック2台、サイクリングの集団を直撃し、岩盤の直撃を受けた3名が死亡、重軽傷者が6名という大惨事になった。
この事故により銀河トンネルが開通してからは旧道に入ると駐車帯があり、ここから滝を眺めるが、大函・小函には通行止めの為行けない。

柱状節理とは、岩体に発達した規則性のある割れ目で、マグマ等が冷却固結する際や地殻変動の際に生じ垂直に発達する、断層とは違う。
柱状になった節理は、六角柱状のものが多く、中には四角柱・五角柱・七角形・八角形のものもある。


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