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美深スキー場

住所 中川郡美深町字敷島347-4
利用期間 12月下旬〜3月中旬
営業時間 平日は13時〜16時、土日祝は10時〜16時(小中学校が冬休み期間は10時〜運行となる)
ナイター 17時〜20時
料金 1回券大人70円、高校生50円、小中学生20円
    11回券大人700円、高校生500円、小中学生200円
駐車場 70台 無料

美深町観光協会

北海道索道協会

中川の由来は、天塩川の中流にあることに由来する。
美深の由来は、アイヌ語で「ピウカ」(石の多い場所)から。
敷島の由来は、分からなかった。
国道40号線の美深町大通4丁目交差点から宗谷本線の踏切を渡り約1.1kmの道道680号班渓美深停車場線交差点を左折し、約550mほど。

地元美深町のファミリーゲレンデと言っても過言ではないだろう。リフト一本でゲレンデトップに立つ事ができるが、標高も141mと低めだ。
標高差が58mと低いためダイナミックな滑りは望めないが、傾斜もゆるく、コースの幅も広いのでゆったり滑れるスキー場である。中級車向けだろう。最大斜度25度、平均斜度は12度、リフトは1本、コースは5つあり最長滑走距離は400m。


敷島は、1936(昭和11)年に字名地番改正からの字名である。元はピウカ、ピウカ原野。1857(安政4)年松浦武四郎が天塩川を遡り天塩国上川郡、中川郡を踏査する。旧暦6月7日天塩出発、12日恩根内オクルマツオマナイ(恩根内)エカシテカニの家に泊まる。13日ペンケニウプに1泊する。1858(安政5)年松浦武四郎が再度立ち寄る。
 1872(明治5)年10月8日宗谷支庁中主典佐藤正克らが天塩川を遡り上川郡と中川郡の調査をし、オクルマトマナイ(恩根内)に一泊する。1888(明治21)年内田瀞、柳本道義らが植民地選定測量のため美深に入り調査する。1891(明治24)年北海道植民地選定報文が刊行、この中にピウカ原野・オンネナイ原野と書かれる。1897(明治30)年5月6日天塩鉄道(現・宗谷本線)旭川より着工。1899(明治32)年平喜三郎開拓の鍬を下ろし、美深町開基となる。1900(明治33)年敷島地区に山梨盤作が入地する。1901(明治34)年11月美深2線にピウカ駅逓所設置。駅逓取扱人に十亀庄平となる。仮定県道開削する。この頃の美深は豊富な森林資源があり、ナラ・タモ・カバ・ドロの木が豊富にあった。1903(明治36)年江川宇平がマッチ軸木工場を開設する。1905(明治38)年2月ピウカ駅逓所を川端駅逓所に改称する。オンネナイ駅逓所を森内駅逓所に改称する。1906(明治39)年中川郡に中川村設置、上名寄外3村戸長役場所属となる。中川郡は下名寄村・中川村の2村となる。牧浦文蔵が8線で旅館を開く(市街地最初の旅館)。1907(明治40)年上名寄外3ヵ村戸長役場から分離、下名寄外1村戸長役場を美深5線に開庁。1908(明治41)年ピウカ駅逓所とオンネナイ駅逓所を9線に移設する。1909(明治42)年6月名寄〜恩根内間の鉄道敷設工事着工。1911(明治44)年11月3日名寄〜恩根内間を延伸開業、智恵文・美深・紋穂内・恩根内駅を新設。
 1912(大正元)年9月21日宗谷線に線名を改称。11月5日恩根内〜音威子府間を延伸開業、咲来・音威子府駅を新設。この頃好景気に沸き、雑穀・豆類・馬鈴薯などが盛んに作られた。1916(大正5)年北海木材工場自家発電により市街地に電気が点る。1920(大正9)年6月1日智恵文村分村、下名寄村を美深村と改称する。天塩川に橋が架橋され渡船場廃止となる。1923(大正12)年1級町村制施行し、美深町となる。美深駅逓所廃止。この頃美深土功組合の灌漑溝完成する。
 1931(昭和6)年美深枝幸間鉄道敷設第1回現地調査実施。1948(昭和23)年9月美深〜枝幸間鉄道敷設予定路線を西尾町長一行が実地踏査。北海道水産ふ化場天塩支場が開設する。1951(昭和26)年美深駅名「ぴうか」を「びふか」に改称。この頃敷島地区は水稲耕作地帯だったが畑地に転換した。暗渠事業が盛んに行われた。地内から素焼き土管用の粘土も産出している。美深橋下流にて町営の捕獲場設置する。鮭の捕獲採卵事業を行う。世帯数は78戸、559人。1952(昭和27)年7月美深〜枝幸間鉄道の名称を「美幸線」にする。1957(昭和32)年7月4日美幸線着工式挙行。この頃敷島地区では畑地からさらに造田し水稲地区に戻す。1955(昭和30)年天塩川築堤工事進む。1964(昭和39)年美幸線、美深〜仁宇布間開通。1970(昭和45)年世帯数は131戸、546人。1985(昭和60)年美幸線廃止となる。
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