黒崎海岸住所 苫前郡羽幌町天売羽幌町観光協会 元々は海水浴とキャンプ場があったところだが、現在は出来ないらしい。 この辺はいつも海鵜(ウミウ)の姿を見られる場所だがマムシがよく出る。 藪の中に分け入ったり、海岸には不用意に入らない方が無難であろう。 ほぼ全島にマムシが生息しており危険なのでむやみに踏みいらないように。黒崎海岸はまだ入りやすい方だが、どうしても海岸まで行く場合は、スネークアーマーチャップスなどのプロテクターを付けて行かないと危険だろう。 ちなみに天売のマムシは他の地域のマムシより毒が強いそうだ。 スネークアーマーチャップスとは、足元を防護する脚カバーで、蛇の噛みつき・イバラ・トゲ等の危険から足元を守ってくれる。 ウミウ(海鵜)とは、ペリカン目ウ科ウ属に分類される鳥類で、全身が緑かかった光沢のある黒で喉元が白い。 繁殖形態は卵生で、小規模な集団繁殖地(コロニー)を形成する。 海岸の断崖の隙間に巣を作り、5月〜7月に1回に4-5個の卵を産む。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は約4週間。雛は孵化してから47-60日で巣立つ。 北海道から九州までの海岸の崖で繁殖する留鳥。海にもぐって魚をつかまえるので、羽毛に脂肪をつけない。 岩の上などで翼を広げているのは、濡れた翼を乾かすためである。 マムシとは、クサリヘビ科マムシ属に分類されるヘビで、毒ヘビである。 全長は45〜60cmにもなり、胴が太く、体形は太短く、頭は三角形で、瞳が縦に長い大きな目とピット(熱感知器官)を持つ。 藪に棲んでおり、水場周辺に多く出現し、山間部で見かけることもある。 日本で最も多くの被害を出しているヘビであり、性質は臆病で、接近しすぎない限りはマムシの方から人を咬みに来ることはない。 出会って威嚇を受けても、遠巻きに通り過ぎればほとんど害はない。 毒は、出血毒で神経毒が少ない、量は少ないが毒性そのものはハブよりも強く、充分な注意が必要である。 大きな地図で見る |