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天仰の松

住所 中川郡音威子府村物満内(道有林上川北部管理区224林班)

音威子府村

中川の由来は、天塩川の中流にあることに由来する。
音威子府の由来は、アイヌ語の「オ・トイネ・プ」(河口・土で汚れている・もの)または(濁りたる泥川)(漂木の堆積する川口)に由来し、音威子府川が天塩川に合流する地点が泥で濁っていたことからで、こうした濁り川にはイトウがいるので名づけられた。「音江根布」と当初は書かれたが、駅が設置され現在の名に変わった。
物満内の由来は、アイヌ語の「モノマ・ナイ」(静かな川)で、1922(大正11)年、11月宗谷線を宗谷本線に改称。天塩線(現・宗谷本線)の音威子府〜誉平間が開業し、筬島駅を新設する。「筬島」とは、1922(大正11)年8月の北海道鉄道建設事務所長より、鉄道大臣宛の「新線駅名改称二関スル件」具申文書(道立図書館蔵)では、「当初筬島駅は土地の名前をとって物満内駅を考えていたが、二字以上の駅名は事務上繁雑であるので二字名に改称したい。改称駅名「筬島」の呼称の由来は、アイヌ語オサシマンナイ(川尻の下るところにある小沢の意義)による」とあり、オサシマを音訳して「筬島」としたが、オサシマンナイの地図は明治時代の地図にも見当たらないようである。地元ではオサネコ川に由来するとあり、オサとは織機の付属具(アイヌ語では外来語の筬)を意味し、ネコとは簗(やな)を意味すると書いてある。これはアイヌの人々が魚を獲るために使用した簗を意味する川がオサネコ川で、ここから「筬島」となったという説や他にも諸説あるが、起源は駅名改称具申書のオサシマンナイである。
音威子府市街地から美深方向に国道40号線を約7.2km進み、天塩川温泉の看板から右折、JR北海道の天塩川温泉駅を過ぎ左折、道なりに進み天塩川を渡ったすぐの三叉路(真っ直ぐ行けば住民保養センター 天塩川温泉)を左方向へ進み、林道を約2〜3km進んだ位置にある。(林道は交差できない)

以前は、昔から村の守り神として咲来の住民が崇めてきた「松の大樹」があったのだが、この大樹は昭和初期に倒壊し、村民に大きな衝撃となった。
天仰の松はこの大樹の代替木として、村の守り神・シンボルとして咲来地区の住民が崇めてきた樹である。
幹周6.5m・樹高10m・樹齢300年
名木の噂を聞いて訪れる人もいたが、林道の整備が不良で車で木の根元まで達することができず、徒歩で上がっていたそうだが現在は林道を車で上がることは可能であるが、一切交差ができないので注意が必要である。
イチイの巨木としては樹齢も若く、枝葉の数も多く健全な印象を受ける。
林道から松まではウッドチップの敷かれた散策路が整備されているので側まで行くことができるが、ヒグマが出るので気を付けてほしい。



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