赤羽の丘住所 上川郡美瑛町中宇莫別赤羽一般社団法人 美瑛観光協会 上川の由来は、アイヌ語の「ペニ・ウングル・コタン」(川上の人々の集落)を意訳したもの。 美瑛とはアイヌ語の「ピイェ」(油ぎった川、濁った川)より転訛したもので、どの土地を掘っても濁り水が出たことに由来するそうで、開拓者が「ビエイ」と訛って呼んでいたものに「美しく、明朗で王者の如し」という意味の「美瑛」の漢字があてられた。 宇莫別の由来は、アイヌ語の「ウ・パク・ペッ」(相匹敵する川)、隣の辺別川本流に対し相匹敵する流量であること。ちなみに辺別川の由来は、アイヌ語の「ペ・ペッ」(水・川)に由来する。 北美瑛駅から道道213号天人峡美瑛線を朗根内方向に約1.3kmほどを右折し、ダートを道なりに約1.2kmほど進むと開けた場所に出る。反対側からもここに来ることができるが、道が悪いのでこちらの道がいいだろう。 美瑛町の有名観光地からは少し離れた場所に赤羽の丘がある。標識も何もなく、観光マップにも載っていない隠れた穴場だ。 一面の畑が続く丘の上にぽつんぽつんと点在するポプラの木が絵になり、以前から写真家さんには有名だったようだ。 見晴らしがいいと言うより、美瑛らしい風景が撮れる場所で、一般観光客はほとんど来ないがカメラマンには絶好の撮影場所となっている。駐車場などはない。車が交差するのも難しい道のため注意が必要である。ちなみにこの道は農業用の道なので農作業車を最優先してほしい。 そして絶対に畑には入らないで欲しい。 北美瑛駅とは、美瑛町字下宇莫別にあるJR北海道富良野線の駅である。ホームの長さは1両分しかない。駅前広場には整備されたきれいな花壇がある。 道道213号天人峡美瑛線とは、東川町天人峡温泉から東神楽町志比内、旭川市を経由して、美瑛町を結ぶ一般道道で、総距離は33.1km。 |