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赤岩青巌峡

住所 勇払郡占冠村シムカップ原野

占冠村

勇払の由来は、アイヌ語の「イプト」(それの・その口)という意味が考えられている。
占冠村(しむかっぷ)の由来はアイヌ語の「シ・ムカプ」(鵡川の本流)から。
道道136号夕張新得線沿いにあり、国道237号線沿いにある道の駅 自然体感しむかっぷから約5.6km。国道274号線と道道610号占冠穂別線の分岐から占冠方向に約4.2km。

村立自然公園「赤岩青巌峡」は、鵡川の上流部にあたり、流れが速く深い峡谷に赤や青の巨岩が織りなす独特の景観が明治時代から知られた場所で、1976(昭和51)年、村立自然公園に指定された。
紅葉時期の9月下旬〜10月上旬には楓が赤や黄色に染まり絶景となる。


説明版
この地域は、今から約1億年前は日高地向斜と呼ばれる
海の底であったと考えられます。
 その頃日高地向斜には、海底火山がいくつも分布してい
て猛烈な活動が続けられていたようです。その際、噴出し
た火山灰が堆積して輝緑凝灰岩となって、赤岩付近にも広
く見られるようになりました。
 赤、青などの珍しい奇岩・巨岩で織りなす自然の景観は、
内陸地にあつ景勝地として道内随一であるとテレビなどで
紹介されてから、多くの観光客が訪れるようになりました。
 赤岩青巌峡の見どころは、色とりどりの奇岩・巨岩をは
じめ、赤岩橋から眺めるさわやかな鵡川の清流です。春は
ツツジやコブシ、夏は鮮やかな緑の木々、秋は色彩豊かな
紅葉と季節に応じた景観を描き出します。
占冠村

上川地方南部から赤岩青巌峡辺りにかけては、蛇紋岩類とともに高圧の変成作用を受けた岩石が露出している。これは中生代ジュラ紀から〜新生代に形成されたと考えられる地質体が土台となっている。(成層赤色チャート)
低温高圧型変成岩(ハッタオマナイ層)・(珪長質凝灰岩と泥岩の互層を源岩とする弱変成岩)構成岩相で、夕張山地や日高山脈を構成している。

ここには、巨石と苔の森を巡ることができる遊歩道がある。グルっと一回りできるようになっているが時間が無く断念。
一周約20分〜30分程度の散策だそうだが、かなり傾斜がきつい。足場も悪いので注意して欲しい。


近年、ロッククライミングの普及により赤岩周辺の巨岩に登るクライマーが増加している。北海道を代表するエリアとも言われ、傾斜も強く高いグレイドのルートも多いがゴミの問題やマナーの問題なども抱えているようだ。(利用者にはモラルを持って楽しく利用して欲しい)

写真は赤岩橋付近の道道脇に露出する赤色チャート岩体。ロッククライミングの練習場所として利用されている。


上流部の写真。

国道237号線とは、旭川市から浦河郡浦河町に至る一般国道で、総距離は259.6km。

道道136号夕張新得線とは、夕張市と新得町を結ぶ主要道道で、総距離は87.4km。

道道610号占冠穂別線とは、勇払郡占冠村と勇払郡むかわ町を結ぶ一般道道で、旧ルートの大半は路面陥没等の影響で、現在全線に渡って通ることは出来ない。総距離は40.1km。
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