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富良野スキー場 体験記

住所 富良野市北の峰
1日券 大人4700円、中学生・シニア4200円、小学生3200円(料金は変更あり)
回数券(12回券) 大人5000円・小学生3000円
ナイター券 17時〜20時  大人1500円・シニア1300円・子供1300円
営業期間 12月中旬〜3月末を予定していて、ナイターもある。通常は8時30分営業開始〜日没または17時まで、ナイターは20時まで。
営業期間 3月末〜5月上旬までは、9時〜16時まで。ナイターはない。(詳細はHPで確認して欲しい)

富良野スキー場

富良野プリンスホテル

北海道索道協会

ふらの観光協会

富良野の由来は諸説があり、アイヌ語の「フラヌ」(赤色の溶岩や焼石が沢山あるところ)「フーラヌイ」(硫黄臭き火炎の土地)「フラヌイ」(臭き火焔)から転訛したものといわれ、いずれも市内を流れている富良野川の上流に硫黄山(十勝岳)があり、噴気と臭気に由来している。
富良野市は、北海道のほぼ中央に拡がる富良野盆地に位置し、夕張山地、大雪山連峰に囲まれた場所で、石狩川水系最長の支流、空知川が流れている。

富良野市にあるプリンスホテル運営のスキー場である。最大斜度 34度、最長滑走距離 4000m、標高差 964m
1962(昭和37)年に開業以来、過去10回のFISワールドカップ大会を開催し、国際的な歴史を持ち、日本屈指の雪質を誇るスノーリゾート。
コースは、富良野ゾーンと北の峰ゾーンに別れており、両ゾーンは連絡リフトと連絡コースによって繋がっていて、合計24のコースがある。
近年は、海外からの観光客数が急増していて、オーストラリアからのスキーヤーに人気があるようで、私が行ったときも沢山の海外のスキーヤーをみかけた。
富良野スキー場の魅力は豊富なコースバリエーションと圧倒的な雪質だろう。気温も-10度程ととても寒くパウダースノーを楽しむことができる。
あまりにもパウダーすぎて圧雪車で踏まないと風で飛んでいくということもあり、夜中までコースを踏むこともしばしばある。
スキー場からは、大雪山系十勝岳連峰が視界一面に広がり、思わず滑るのを止めて見入ってしまうほどだ。
コースは、初級者から上級者までバリエーションに富んだコースをセレクトしていて、コースの案内看板なども設置されているので、安心して爽快な滑りを楽しむことが出来る。

今回私が行って来たのは、2014(平成26)年1月19日。この日の気温は-10度ほど、天気もよく絶好の日となった。前日までの厳しい冷え込みとは違いとても気持ちのいい朝だった。
寒いだけにやはり雪質は最高。ちょっと雪が例年よりすくないかな?と思うほどだった。
実は筆者は、富良野出身で北の峰に幼少の頃住んでいたのである。
目の前にスキー場があることもあり、シーズン券を買い毎日スキー場で滑る日々を過ごしていたのは言うまでもない。
数日前に弟から「スキー行かないか?」と誘われ、この日は、我が弟と30年ぶりの滑走。昔の事を思い出しながら滑っていた。
最初は、北の峰第1高速リフト、4人乗りのリフトで体を慣らし数回滑り、私は一人北の峰ゴンドラに乗車して一気に山頂へ。
天気もよく絶景が広がる。富良野盆地がとても綺麗に見える。
ゴンドラの山頂駅から左手に行くとプレミアムゾーンとなり上級者だけが行けるコースとなる。もちろん圧雪などはされていないコブや新雪を楽しむコースとなる。昔の私なら行っただろうが、40を越えたオッサンには写真を撮ってスルーするのは言うまでもなく。


9時30分〜14時まで滑り、足がガクガクになるまで堪能してきました。
富良野スキー場は、手ぶらでも来れるスキー場で、レンタルも充実しているので是非最高の雪質を試して欲しい。(スキーウエアからレンタルできる)
ちなみに私がスキー一式をレンタルしたのは、北の峰スキー場そばにある「北の宿 望峰(もね)」で、富良野市北の峰町14−25、TEL 0167-22-4247
ここのレンタルスキーはリーズナブルなので、オススメします。(地元情報です)
ちなみに、北の峰地区にはスキー場やペンションが集中し、富良野地区には、新富良野プリンスホテルに隣接する風のガーデンニングルテラス・「北の国から」において竹下景子が勤務していた設定の店・珈琲 森の時計 倉本聡のドラマ、富良野三部作の1つ「優しい時間」に使われた喫茶店などがある。

1931(昭和6)年、当時の林野局札幌市局富良野出張所が、富良野西岳に山小屋を建てて、それを「北の峰小屋」と名付けたことから「北の峯」と呼ばれるようになり、北の峯スキー場開設。
1951(昭和26)札幌で開催されるはずだったものが実施不能になり、富良野町で開催される事になる。(大会に参加した関係者の評価は高く、連続して大会が開催されることになった。)
1952(昭和27)年、第30回全日本スキー選手権が開催される。(この時リフトなどなく、数時間かけて山に登り、立ち木の中を滑り降りるという山スキーのゲレンデだったそうだ。)
1962(昭和37)年、12月北の峰スキー場に第一リフト完成。
1972(昭和47)年、北の峯観光開発、北の峯温泉ホテルの譲渡、国土開発による富良野プリンスホテルの建設はじまる。
1974(昭和49)年、12月富良野プリンスホテル本館開業。
1975(昭和50)年、3月第三十回冬季国体と全日本スキー選手権を行う。
1976(昭和51)年、10月スキー場名が「北の峰スキー場」から「富良野スキー場」に変更された。
1977(昭和52)年、2月FISワールドカップアルペンスキー富良野大会を行う。
1979(昭和54)年、3月FISワールドカップアルペンスキー富良野大会を行う。
1981(昭和56)年、3月FISワールドカップアルペンスキー富良野大会を行う。
1982(昭和57)年、富良野ゾーンオープン。
1983(昭和58)年、3月FISワールドカップアルペンスキー富良野大会を行う。
1985(昭和60)年、2月FISワールドカップアルペンスキー富良野大会を行う。
1986(昭和61)年、3月FISワールドカップアルペンスキー富良野大会を行う。
1987(昭和62)年、3月FISワールドカップアルペンスキー富良野大会を行う。
1988(昭和63)年、12月新富良野プリンスホテルの開業。
1989(平成元)年、3月FISワールドカップアルペンスキー富良野大会を行う。
1991(平成3)年、2月FISワールドカップアルペンスキー富良野大会を行う。
2002(平成14)年、富良野ロープウェー(101人乗り)運行開始。
2006(平成18)年、スノーボードワールドカップ富良野大会開催。
2007(平成19)年、スノーボードワールドカップ富良野大会開催。
富良野市史参考

北の国からとは、1981(昭和56)年にフジテレビで放送が開始され、2002(平成14)年まで放送されたテレビドラマ。
東京から故郷の北海道に帰郷し、大自然の中で暮らす一家の姿を描いたもので、脚本は倉本聰。主題歌の作曲・スキャットは、さだまさし。
このおかげで、富良野は北海道の一大観光名所となり、今では北の国から資料館が富良野駅の近くにある。


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