五本の木

住所　空知郡上富良野町西13線北
私有地につき立ち入りは固く禁じます。

かみふらの十勝岳観光協会

上富良野町の由来は、富良野川の上流にあたる事から。
富良野の由来は諸説があり、アイヌ語の「フラヌ」（赤色の溶岩や焼石が沢山あるところ）「フーラヌイ」（硫黄臭き火炎の土地）「フラヌイ」（臭き火焔）から転訛したものといわれ、いずれも市内を流れている富良野川の上流に硫黄山（十勝岳）があり、噴気と臭気に由来している。
国道237号線と道道70号芦別美瑛線交差点から芦別方向に約600ｍほどにあるが、こちらは道幅も狭く駐車場もないので、近くのかんのファームさんの駐車場を利用して欲しい。

この木は、上富良野町の私有地にそびえ立つ5本のカラマツで、美瑛との境界部分に植えられたもの。
航空会社「JAL」のCMに登場し、CM中に相葉雅紀が「嵐の木って呼んでいいかな」と話したこともあり、ファンの間では「嵐の木」とも呼ばれ、嵐の「聖地」の1つとなっている。
CM放映開始とともに現地にファンが殺到したものの、一部の心ないファンの行動が原因で、その後事態は予想外の方向へ進んでいくのである。
私有地に立ち入り撮影を行うファンが後を絶たず地権者が困惑。ゴミのポイ捨てや違法駐車などの問題も発生。あげくには盗難事件が発生し、パトカーが出動したこともある。
一部ファンのマナーの悪さが問題となっており、一部の週刊誌やテレビ、新聞でも社会問題として取り上げられた。
観光客と毎日のようにトラブルとなっていた土地の所有者はついに激怒、被写体としての価値を下げるため、2013（平成25）7月下旬新たに木を2本植えて、7本の木にしてしまった。

かんのファームさんから見た五本の木。

2013（平成25）年11月現在の写真。
新たに植えられた木は両サイドに置かれ、以前の五本に戻っています。

2012（平成24）年には、麓郷のメルヘンの木が観光客のマナーの悪さを理由に伐採されていたことは記憶に新しく、今後もこのような愚行が繰り返されれば第二、第三の伐採騒動になりかねない事態に直面していることを観光に来る方は理解してマナーを守ってもらいたいものである。

国道237号線とは、旭川市から浦河郡浦河町に至る一般国道で、総距離は259.6ｋｍ。

道道70号芦別美瑛線とは、芦別市と上富良野町を結ぶ主要道道で、国道452号が開通していないため、芦別市方面と美瑛町・上富良野町方面を結ぶ最短経路となっており、未舗装で幅員の狭い道ながら交通量は比較的多い。総距離は26.5ｋｍ。

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