北海道応援サイト!がんばれ北海道!!幾寅駅

幾寅駅

住所 空知郡南富良野町幾寅

南富良野まちづくり観光協会

1908(明治41)年に下富良野村戸長役場から分離創設したときに、富良野の南方に位置するところから「南富良野」と名付けられた。
幾寅とは、アイヌ語の「ユク・トラシ・ペツ」(鹿・それに沿って登る・川)市街のすぐ脇を流れる「ユクトラシュベツ川」に由来する。
JR幾寅駅は南富良野町にあり、1面1線の無人駅。高倉健主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」の撮影地で、今でも撮影に使用したセットが保存、展示されている。
物語の舞台となった「幌舞駅」は、JR幾寅駅として現在も利用されている実存する駅で、駅前には「平田理容店」「だるま食堂」「井口商店」の映画の町並みのままにロケセットが保存・公開され、観光スポットになっている。
映画に使用されたぽっぽや号(キハ40系)撮影用に改造された車両の一部が駅の横に展示されている。


駅舎内は、映画の資料館になっていて、撮影で使用した制服やコートの展示、出演者のスナップやサインも展示されていた。


鉄道員(ぽっぽや)とは、直木賞受賞作で大ベストセラー小説「鉄道員」が、映画化された。
主演は、佐藤乙松役の高倉健、乙松の妻・静枝には大竹しのぶ。乙松のもとを訪れる幻の少女役には広末涼子。
他にも、小林稔侍、安藤政信、志村けんなど、最高のキャストで贈る感動巨編。
北海道の雪深い町の駅舎を舞台に、鉄道員として生きたひとりの男の姿を綴ったドラマ。

幾寅駅とは、空知郡南富良野町幾寅にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線の駅である。

根室本線とは、滝川市滝川駅から帯広市・釧路市を経て根室市根室駅を結ぶ北海道旅客鉄道(JR北海道)の鉄道路線である。
釧路駅から根室駅までの区間には「花咲線」の愛称が付けられている。
1899(明治32)年、9月北海道官設鉄道十勝線として旭川〜美瑛間が開業、辺別駅・美瑛駅を新設。11月美瑛〜上富良野間が延伸開業、上富良野駅を新設。
1900(明治33)年、8月上富良野〜下富良野間が延伸開業、下富良野駅を新設。12月下富良野〜鹿越間が延伸開業、山部信号停車場・金山駅・鹿越駅を新設。
1901(明治34)年、9月鹿越〜落合間が延伸開業、落合駅を新設。4月山部信号停車場を駅に変更する。
1902(明治35)年、12月幾寅駅を新設。
1905(明治38)年、4月官設鉄道に移管する。
1901(明治34)年、7月北海道官設鉄道釧路線釧路(後の浜釧路)〜白糠間が開業、白糠・庶路・大楽毛・釧路駅を新設。
1903(明治36)年、3月白糠〜音別間が延伸開業、音別駅を新設。12月音別〜浦幌間が延伸開業、浦幌駅・厚内駅を新設。
1904(明治37)年、8月浦幌〜豊頃間が延伸開業、豊頃駅を新設。12月豊頃〜利別間が延伸開業、利別・池田駅を新設。
1905(明治38)年、12月利別〜帯広間が延伸開業、帯広駅・止若駅を新設。
1907(明治40)年、9月落合〜帯広間が延伸開業により旭川 - 釧路間が全通する。狩勝給水給炭所・新内・新得・清水・佐念頃・芽室・伏古の各駅を新設。
1909(明治42)年、10月旭川〜釧路間が釧路線となる。
1913(大正2)年、10月下金山駅を新設。11月滝川〜下富良野間が開業する。幌倉・上赤平・平岸・下芦別・野花南・奔茂尻・島ノ下の各駅を新設し、滝川〜釧路間を釧路本線と改称し、下富良野〜旭川間を分離し富良野線とする。
1917(大正6)年、12月釧路〜厚岸を延伸開業。上別保・上尾幌・尾幌・門静・厚岸・浜厚岸の各駅を新設。釧路駅が現在の位置に移転。
1919(大正8)年、11月厚岸〜厚床間を延伸開業、糸魚沢・茶内・浜中・姉別・厚床駅を新設。
1920(大正9)年、11月厚床〜西和田間を延伸開業、初田牛・別当賀・落石・西和田の各駅を新設。
1921(大正10)年、8月西和田〜根室間延伸開業により全通する。花咲駅・根室駅を新設、滝川〜根室を根室本線と改称する。幾寅駅〜幾寅久住駅間に幾寅森林軌道(馬鉄)14.7km開業。
1928(昭和3)年、幾寅森林軌道廃止。
1933(昭和8)年、2月幾寅駅駅舎全焼。6月駅舎移転再建。
1942(昭和17)年、4月下富良野駅を富良野駅に改称する。
1943(昭和18)年、6月上赤平駅を赤平駅に改称する。
1984(昭和59)年、12月幾寅駅無人化。
1946(昭和21)年、5月下芦別駅を芦別駅に、奔茂尻駅を滝里駅に改称する。
1952(昭和27)年、11月上別保駅を別保駅に改称する。
1954(昭和29)年、11月幌倉駅を東滝川駅に、伏古駅を西帯広駅に改称する。
1963(昭和38)年、11月止若駅を幕別駅に改称する。
1966(昭和41)年、3月釧路機関区にDD51形を配置。9月鹿越駅を信号場に(金山ダム建設にともなう線路付替)変更。9月落合〜新得間の新線を開業。10月落合〜新得間の旧線を廃止、新内駅・狩勝信号場廃止。
1969(昭和44)年、4月富良野〜釧路間ディーゼル機関車が走る。
1985(昭和60)年、4月幾寅駅、簡易委託により乗車券販売再開。
1987(昭和62)年、4月国鉄分割民営化に伴い北海道旅客鉄道(JR北海道)が承継。
1991(平成3)年、7月花咲線全線ワンマン運転開始。10月野花南〜島ノ下間、滝里ダム建設にともなう線路付替を行う。滝里駅廃止となる。
1993(平成5)年、3月滝川〜釧路間で全普通列車ワンマン運転開始。
2003(平成15)年、4月簡易委託廃止、完全無人化。

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