石垣山大雪山国立公園内にあり、十勝岳連峰の火山群の北側に位置する山(1,822m)十勝岳連峰(十勝火山群)のひとつで、十勝岳の火山活動に伴い、1万年以内の時期に形成されたと考えられている。 山頂に三角点は設置されていない。 標高1,000メートル付近には、美瑛富士避難小屋があります。 プレハブ構造で平屋・定員はせいぜい12名程度・トイレ無し。 内部は土間と板の間、無人無料の施設で、自炊が前提になります。 雪渓の水場のため、水は携行した方が安全。水場は無いと思った方が良い。 エキノコックス症予防のため、小川や沢水は煮沸して使用。原虫卵は、100℃で瞬時に、60℃で10分程度の加熱で死ぬ。 エキノコックス症とは、エキノコックスという寄生虫によって引き起こされる感染症の1つ。 キタキツネやイヌ、ネコ等の糞に混じったエキノコックスの卵を水などからヒトが経口感染して起こる人獣共通感染症である。 卵は人の体内で幼虫になり、肝臓に寄生する。肝臓内で増殖し、致死的な肝機能障害を引き起こす。 登山口は、白金温泉から約4キロ離れた林道に美瑛富士登山口の看板がある。 美瑛岳やオプタテシケ山に向かう登山者に利用されていて、その途中にはアカエゾマツの森と岩が混在した天然庭園がある。 縦走路は山腹の東側を通っていて、あまりこの山に登る人は居ないと思われる。 大きな地図で見る |