富良野成墾記念碑住所 富良野市字中五区ふらの観光協会 1896(明治29)年に札幌農学校が現在の富良野市の南側一帯に第8農場を置いたのが始まり。 下富良野の農場は学内の第1・第2・などの農場があり、道内8番目に設置されたので第8農場と言うのである。 区域は学田一区〜五区と山部からなっていて、現在も学田一区〜三区という地名で残っており、学田四区は現在の布部、学田五区は現在上五区・中五区・下五区という地名として残っている。 1898(明治31)年、管理のための富良野看守所が設置され、小作人3戸が入植。 1901(明治34)年、山部看守所が設置・開墾地も拡大され、成墾当時の小作総戸数は700戸余りを数えた。 面積は約3800haもあり、8つの農場の最大規模による小作料は大学の財源となった。 この成墾記念碑は、1909(明治42)年、開墾がほぼ完了したことを記念して、小作人たちが資金を捻出して建立し、富良野天満宮の境内にある。 山部成墾記念碑と同様の碑で、富良野市の開拓の歴史を物語る貴重な碑である。 2003(平成15)年12月22日、市指定文化財にも指定されている。 大きな地図で見る |